ICT授業活用危機管理校務DX
学級閉鎖の朝に、オンライン授業へ切り替える手順書——「できる日」を平時につくっておく
エデュログ記事
学級閉鎖の朝に、オンライン授業へ切り替える手順書——「できる日」を平時につくっておく
#ICT授業活用「明日から学級閉鎖」に、その日から動けるか
インフルエンザや感染症の流行で、学級閉鎖は珍しくありません。決まるのはたいてい前日の午後か当日の朝で、猶予はほとんどありません。このとき「その日からオンラインに切り替えて学びを止めない」ことができるかは、当日の対応力ではなく、平時にどこまで準備してあったかで決まります。
準備がなければ、当日は「端末の持ち帰りルールがない」「家庭の接続が確認できていない」「何をやるか決まっていない」で時間が過ぎ、結局プリント配布で終わります。逆に、いくつかの点を平時に整えておけば、閉鎖が決まったその日から無理なく切り替えられます。整えるべきは、端末・接続・授業設計・家庭連絡の4点です。
まず「端末が家に届く状態」になっているか
最初の前提は、端末が家庭で使えることです。ここが崩れると、他の準備が全部無駄になります。
- 持ち帰りルールが平時から動いているか。 閉鎖が決まってから持ち帰りを始めるのでは間に合わない。日常的に持ち帰る運用があれば、そのまま切り替えられる。
- 家庭に通信環境があるか。 Wi-Fiがない家庭を把握し、モバイルルーターの貸与など自治体の手当てにつなげておく。ここは学校単独では解決できず、教育委員会の制度と連動する部分。
端末が家にあり、つながる——この2点が、オンライン切り替えの土台です。ここから先は、残る接続テスト・授業設計・家庭連絡の準備と、閉鎖当日の時間割に沿った切り替え手順、家庭への連絡文例、学校・教育委員会それぞれの次の一歩を、そのまま使える形でまとめます。