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停電・断網の日、GIGA端末はどこまで使えるか——「つながらない前提」の現実解
エデュログ記事
停電・断網の日、GIGA端末はどこまで使えるか——「つながらない前提」の現実解
#危機管理「端末があるから大丈夫」は、どこまで本当か
災害への備えとして、一人一台の端末は心強い存在に見えます。しかし非常時に本当に頼れるかは、「端末がある」ことではなく「その状況で何が動くか」で決まります。
GIGA端末の多くは、クラウド上のサービスを前提に使われています。学習教材も、資料の共有も、連絡も、ネットワークがあって初めて機能します。つまり断網(ネットワークが止まる)した瞬間に、できることは大きく減ります。さらに停電が重なれば、充電もできず、時間とともに端末そのものが使えなくなります。
大切なのは、過度に期待することでも、逆に「非常時は使えない」と諦めることでもありません。つながらない・電源がない前提で、何がどこまでできるかを正しく把握し、その範囲で備えることです。
断網で「消えるもの」と「残るもの」
ネットワークが止まると、クラウド前提の機能は使えなくなります。一方で、端末の中に保存されているものや、オフラインでも動く機能は残ります。この線引きを知っておくことが出発点です。
- 消えやすいもの: クラウド上の教材・資料の閲覧、オンライン会議、リアルタイムの共同編集、Web検索、クラウド連絡。
- 残りやすいもの: 端末内に保存済みのファイル、オフラインでも開けるよう用意した資料、カメラやメモなど端末単体で動く機能。
つまり、非常時に端末を役立てたいなら、平時のうちに「オフラインでも開けるもの」を端末内に用意しておく必要があります。いざ断網してから準備することはできません。
ここから先は、停電・断網それぞれで現実に何ができるか、平時にしておくオフライン準備、非常時に端末を「情報弱者を出さない」ために使う工夫、そして学校・教育委員会それぞれの次の一歩を、そのまま使える形でまとめます。